他人に興味がない人

私は他人に興味がない。
周りを見回してみると、他人に興味がなさそうな人はけっこういる。

・一人でいることの多い人
 人のこと考える前に自分のことで問題が山積みなのだろう。
 あるいは人のことを考えたり、用もないのに人と一緒にいることは無駄だと考えている(ようにみえる)。

・人といても世間話の中で相手に「そうだよね」と言わない人
 「ふーん」とか「そうなんだ」が多い人は他人に振り回されることが嫌いで、自分の意見というのがしっかりしていて、
 故に人がどう思っているかを知る必要がない(ようなかんじ)。
 「わかるー」と言ってても本当にそう思ってるのか、話を続けるためのセリフとしか考えていないかは雰囲気で周囲にはバレているものだ。

・相手のことを知ろうとしない。
 質問が少ない。意見を求めない。
 個々人の趣味や休日の過ごし方や好きな異性のタイプというのは自分と一致しない限り必要のない情報だと思っている。

嘘ついた。
周りにそんな人間いない。全て自分のことだ。あとは被害妄想。

そんな具合で、私は他人に興味がない。

他人に興味がないと直面する問題の一つに、世間話というものがある。
2,3分ならまだいいが、一時間の昼食休憩は地獄だ。一対一などもってのほかである。
相手に聞きたいことが尽きる。話を引っ張る気にならない。自分の何を話せばいいのかもわからない。
そそくさと逃げ出す。

他人に興味がないという表現で一括したが、自分はほかにも、
コミュ障であり、話下手であり、ユーモアに欠けており、人を見下しがちであり。
いろいろな要素が絡まった結果の今のような状態になっている。

幸いにも孤独に苦しんだり、人からあからさまな嫌悪を向けられることはなくなったが、
私が成長したというより周囲が成長し寛容になったのだろうと思う。

新しい環境に入るたび、周囲の期待を裏切っている。
会話してもお互いに楽しくない。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
せめて人並みに他人へ興味を持つべきだと感じる。
最終的には、人を愛し人に愛される人になりたい。

強く主張したいのは、私は他人に興味がないというわけではない。
日本語が矛盾してしまうが。
今までがそうだっただけだ。諸々の事情で「私は他人に興味がなかった」のだ。
そのことを自覚したいま、私は他人に興味を持とうとしている。
あとは自分のことを考えるのをやめるだけだ。
他人がなにを考えているのかにシフトすればいい。
他人が何を好み何を嫌いどう日々を過ごしているのか、考えてみるだけだ。
考えてもきっとわからないから、話しかけるのだ。
どうでもいいことを聞けばいい。人となりは話している間のふとした仕草にでるものだと思うから。
ただ、すぐシフトするのは難しかったので、こうして現状を認識し、原因を考え、対策をまとめてみた。
固い頭をやわらかくするのは難しい。


あいかわらず自分と他人と、自分の人生についてどうなりたいのかもまとまっていない。
なにを考えて、なにをして生きれば、

自分を愛してもらえるのだろうか。

ずっと悩んでることが変わっていないようだ。
今日はこれで終い。